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1200年以上の歴史を持つ円通寺

荒川区は東京23区の中で台東区に次いで2番目に面積の小さな区です。小さいですが、下町の雰囲気を残していて、歴史を感じる場所を散策するのが好きな方にとってはおすすめの地域と言えるでしょう。そんな荒川区の歴史スポットの中でも特におすすめしたいのが円通寺です。円通寺は曹洞宗のお寺です。大変長い歴史を持ち、791年に坂上田村麻呂が創建し、源義家が再興したといわれています。境内にある石造七重塔の下には源義家が奥州征伐の際に打ち取った48人の首を埋めて供養した四十八首塚が築かれています。この地域の地名である小塚原はこの首塚に由来しているそうです。本尊は聖観音菩薩で、コンクリート製の本堂の上に金色に輝く聖観音菩薩像がそびえ立っていて目を引きます。この大正時代に作られた高さ12メートルの像は上野の西郷隆盛像を作ったことでも有名な高村光雲によるもので、南千住駅のスタンプにも描かれています。ここは幕末の上野戦争で新政府軍と戦った彰義隊が眠るお寺として知られていて、境内には上野の寛永寺に立っていた旧上野の黒門が移設されています。門には上野戦争の時の銃弾によってできた穴がいくつも開いていて、当時の戦いの激しさを想像することができます。南千住駅から徒歩10分というアクセスのいい場所にありますので、興味を持たれた方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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